仕事内容、働き方、給与の見方、必要な試験を紹介します。希望する業務区分の条件も確認してください。
対象事業所で工業製品を加工・組立て・製造します。扱う材料、設備、作業と安全対策は業務区分によって異なります。
制度・対象業務の注意点:1号の17区分すべてが2号の対象になるわけではありません。2026年に追加された7区分も、1号の公式試験案内に掲載されています。
特定技能は一定の技能を持つ人材が働くための在留資格です。技能実習2号を良好に修了した人は、原則として日本語試験が免除されます。技能試験の免除は、修了した職種・作業と希望する分野の対応関係で確認してください。
技能実習は技能の移転を通じた国際貢献を目的とする制度です。技能実習生にも労働関係法令が適用されます。2027年4月1日から始まる育成就労制度への移行条件は、公式案内で確認してください。
特定技能・育成就労の最新案内2-1 主な業務内容
対象事業所で工業製品を加工・組立て・製造します。扱う材料、設備、作業と安全対策は業務区分によって異なります。
2-2 業務区分ごとの違い
鋳造、金属加工、溶接、機械の組立て・保全など。対象となる作業は公式の対応表で確認します。
電子機器や配線板の製造、電気機器の組立て、機械加工など。担当作業と対象範囲を確認します。
めっき、陽極酸化処理、研磨など、金属の表面を加工する仕事です。
紙の箱や段ボール箱の打抜き、組立てなどを行います。
コンクリート製品を製造します。生コンクリート製造とは別の区分です。
廃プラスチックや古紙などを原料に、固形燃料のRPFを製造します。
陶磁器の成形や絵付けなどを行います。
印刷機での印刷や、印刷物の製本などを行います。
糸や織物、ニット生地などの製造・染色を行います。
衣服、寝具、カーテン、自動車シートなどを縫製します。
電線やケーブルを製造します。
プレハブ住宅の部材を、加工・組立て・塗装などの工程で製造します。
家具の加工・組立てや、マットレスの製造などを行います。
高温に耐える定形・不定形の耐火物を製造します。
生コンクリートを製造します。コンクリート製品製造とは別の区分です。
ゴムの混練り、成形、押出しなどを行います。
かばんを製造します。
2-3 仕事で必要になる知識・日本語
製造現場では、機械操作、部品名、工具名、検査、不良品、寸法、梱包、安全装置、停止ボタン、異常報告などの日本語が必要です。ライン作業では、作業手順と品質確認を正確に理解することが重要です。
3-1 給与・手取りの見方
過去の参考統計(2021年・暫定値)
この分野の特定技能外国人の月平均支給額は240,641円でした。2021年を通じて在留した人の定期届出に基づく平均で、基本給だけの数字でも手取り額でもありません。現在の給与相場や、個別の求人で受け取れる金額を示すものではありません。
当時の製造3分野を合わせた値であり、現在の17区分ごとの平均給与ではありません。
入管庁:2021年の分野別月平均支給額(暫定値)比較する際は基本給、所定労働時間、固定残業代の対象時間、残業・夜勤手当、賞与、税・社会保険、寮費等を分けて確認します。同じ月給でも、労働時間や控除額で条件が変わります。
過去の統計と現在の求人条件は区別してください。特定技能の報酬は、同等の技能・経験を持つ日本人と同等以上であることが必要です。
3-2 勤務時間・勤務地・シフト
工場勤務では、日勤、夜勤、交替勤務、ライン作業、立ち仕事などがあります。扱う製品や工程によって、騒音、暑さ、におい、重量物の有無が変わります。
3-3 求人票で確認すること
応募前に、月給だけでなく、実際の仕事内容、勤務時間、休日、残業代、夜勤手当、寮費、食費、社会保険、交通費、資格取得支援、在留資格申請を誰が進めるか、登録支援機関の名前を確認してください。
求人では、業務区分、製造する製品、ライン作業か、交替勤務、夜勤、残業、寮費、作業服、安全教育、資格取得支援を確認してください。
4-1 この分野で必要な試験
原則としてJLPT N4以上、またはJFT-BasicでA2.2(A2)と判定される200点以上が必要です。JFT-BasicのA1・A2.1判定だけでは、この要件を満たしません。
日本語・技能の条件は分野と業務区分によって異なります。下記の分野別試験情報で、必要な日本語水準、追加試験、運転免許、実務経験、免除条件を確認してください。
4-2 技能評価試験
1号は17区分。学科40分と実技40分のCBT。学科65%以上・実技60%以上が合格基準です。
5-1 学習・会社探し・申請へ進む
仕事内容と必要な試験を確認したら、次は試験勉強、会社探し、在留資格申請の流れを確認してください。試験に合格しても、会社との雇用契約や在留資格申請が必要です。