仕事内容、働き方、給与の見方、必要な試験を紹介します。希望する業務区分の条件も確認してください。
特定技能は一定の技能を持つ人材が働くための在留資格です。技能実習2号を良好に修了した人は、原則として日本語試験が免除されます。技能試験の免除は、修了した職種・作業と希望する分野の対応関係で確認してください。
技能実習は技能の移転を通じた国際貢献を目的とする制度です。技能実習生にも労働関係法令が適用されます。2027年4月1日から始まる育成就労制度への移行条件は、公式案内で確認してください。
特定技能・育成就労の最新案内2-1 主な業務内容
耕種農業では栽培・収穫・選別等、畜産農業では飼養管理・集出荷等に従事します。農場の種類、季節、担当作業によって働き方が変わります。
2-2 業務区分ごとの違い
栽培管理、農産物の集出荷・選別等。
家畜の飼養管理、畜産物の集出荷・選別等。
2-3 仕事で必要になる知識・日本語
農業では、作業指示、農機具、肥料、農薬、収穫、選別、安全衛生などの言葉を理解する必要があります。試験にも農業現場で必要な日本語の確認が含まれるため、作業名や道具名を日本語で覚えることが重要です。
3-1 給与・手取りの見方
過去の参考統計(2021年・暫定値)
この分野の特定技能外国人の月平均支給額は206,096円でした。2021年を通じて在留した人の定期届出に基づく平均で、基本給だけの数字でも手取り額でもありません。現在の給与相場や、個別の求人で受け取れる金額を示すものではありません。
入管庁:2021年の分野別月平均支給額(暫定値)比較する際は基本給、所定労働時間、固定残業代の対象時間、残業・夜勤手当、賞与、税・社会保険、寮費等を分けて確認します。同じ月給でも、労働時間や控除額で条件が変わります。
過去の統計と現在の求人条件は区別してください。特定技能の報酬は、同等の技能・経験を持つ日本人と同等以上であることが必要です。
3-2 勤務時間・勤務地・シフト
農業は地域、作物、季節、天候によって働き方が変わります。屋外作業が多い仕事、ハウス内作業が多い仕事、早朝作業がある仕事、繁忙期に残業が増える仕事があります。勤務地が地方になることも多いため、寮、通勤方法、買い物や病院へのアクセスも確認してください。
3-3 求人票で確認すること
応募前に、月給だけでなく、実際の仕事内容、勤務時間、休日、残業代、夜勤手当、寮費、食費、社会保険、交通費、資格取得支援、在留資格申請を誰が進めるか、登録支援機関の名前を確認してください。
農業の求人では、耕種か畜産か、作物・家畜の種類、屋外作業の割合、寮費、送迎、繁忙期の残業、休日、作業服や安全具の支給、農薬や機械を扱う可能性を確認してください。
4-1 この分野で必要な試験
原則としてJLPT N4以上、またはJFT-BasicでA2.2(A2)と判定される200点以上が必要です。JFT-BasicのA1・A2.1判定だけでは、この要件を満たしません。
日本語・技能の条件は分野と業務区分によって異なります。下記の分野別試験情報で、必要な日本語水準、追加試験、運転免許、実務経験、免除条件を確認してください。
4-2 技能評価試験
耕種・畜産の2区分。約70問(採点対象外問題を含む)・60分のCBTです。技能に加え、作業指示等の日本語を聞き取る内容があります。
5-1 学習・会社探し・申請へ進む
仕事内容と必要な試験を確認したら、次は試験勉強、会社探し、在留資格申請の流れを確認してください。試験に合格しても、会社との雇用契約や在留資格申請が必要です。